文紀堂書店 民俗学・人類学・生物学・漢方などの書籍を買取します 東京都調布市

民俗学・人類学・生物学・漢方・民間療法

民俗学・人類学・生物学・漢方・民間療法

日本人と妖怪文化
『百鬼夜行絵巻』の変遷をたどると、平安時代の京の都を夜な夜な行列を作って跋扈していた鬼の妖怪たちも、長い歴史の中で動物になったり、使い古された古道具までもが妖怪〈付喪神〉に変化して、身近な存在になってきたことが窺えます。恐怖心が生み出した妖怪も、名前を付け、擬人化されたかわいらしい絵を描くことで娯楽の対象としたところが、日本人のユニークな文化ではないかと思います。
日本各地に民話が残る河童もなぜか相撲が大好きで、やたらと人間に挑んできます。
河童の体はぬるぬるしていて勝ち目がないので、どうしても河童と相撲を取る時にはお互いお辞儀をして、河童のお皿の水を流してしまう方法があります。河童のお皿の水には霊力が宿っているので、水が無くなれば勝てるという民話が受け継がれています。

相撲や綱引きは神事であり、村々の代表が稲作の豊凶を賭けて争う(勝った村が豊作)水の神祭りであることが、河童が生み出された理由の一つではないかと思います。

民話や伝承から日本人を形作ってきた風土、気候、暮らしや思考の一端を想像すると、今日、地域の物産を宣伝するゆるキャラが溢れていることは不思議なことではないし、これから先も私たち日本人は新しい妖怪を生み出していくはずです。

私が好きな民俗学や妖怪学、お化けや幽霊に関する本や郷土史に関する本ぜひお譲りください(*^_^*)